专利摘要:

公开号:WO1987000468A1
申请号:PCT/JP1986/000378
申请日:1986-07-18
公开日:1987-01-29
发明作者:Toshiyuki Aso;Sadahiro Watanabe
申请人:Fanuc Ltd;
IPC主号:B23H9-00
专利说明:
[0001] - 明 細 書
[0002] ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工機の イ ニ シ ャ ルホ ール加 工装置 技 .術 分 野
[0003] 本発明 は 、 ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工機 に お ける 、 電極ヮ ィ ャ を挿通させる た め の孔 ( 以下、 イ ニ シ ャ ルホ ール と い う ) を ワ ー ク に加 工形成す る た め の イ ニ シ ャ ルホ ー ル 加工装置 に 関 し 、 特 に 、 ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工機の ワ イ ャ ガ イ ド に 接近配置さ れかつ 該 ワ イ ヤ ガイ ド と の干渉を 防止す る よ う に し た 制御性 , 耐久性等 に優れた ィ ニシ ャ ルホ ール加 工装置 に 関 す る 。
[0004] 背 景 技 術
[0005] ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工 に 当 っ て は電極ワ イ ヤ を ワ ー ク を.貫通 し て 配す る た め に 、 イ ニ シャ ルホ ールを ワ ー ク に 穿設 す る こ'と が必要 で あ り 、 こ の よ う な イ ニ シ ャ ルホ ー ルを ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加工機の作動機構を利用 し て 簡便 に 穿設 す る よ う に し た放電孔開 け加 工装置が す で に 本出 願人 に よ っ て 提案さ れて い る ( 日 本国特開 昭 6 0 - 1 7 2 4 2 3 号 ) 。 さ ら に 、 イ ニ シ ャ ルホ ール は ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加工機 に お け る ワ イ ヤ ガ イ ド に 可及的 に接近 し て 穿設さ れる こ と が必要 と さ れる 。 換言 す る と 、 電極 ワ イ ャ に よ る ワ イ ヤ カ ツ 卜 の 開始点に接近 し かつ ワ ー ク に お け る ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工 軌跡 に 近接 し た位置に ィ ニ シ ャ ルホ ー ルを形成す る必要があ る 。 そ し て 、 イ ニ シ ャ ル ホ ールを こ の よ う な位置 に 形成す れば、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加工後 に お け る準備作業例 え ば ワ ー ク のテ ーブルへ の セ ッ テ ィ ングが不要 と な り 、 電極 ワ イ ヤを 、 イ ニシ ャ ル ホ ール加 工 の終了後、 直ち に 該イ ニシ ャ ルホ ールに 挿通 し て ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加工工程を直ち に 開始する こ と が 可能で あ る と共に 、 電極 ワ イ ヤ に よ る イ ニ シ ャ ルホ ール か ら 加工軌跡に Iる無用 な切断動作を実質的に省け 、 従 つ て ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工の作業能率を向上で き る 。 従 つ て 、 イ ニシ ャ ルホ ール加工装置 は ワ イ ヤ ガ イ ドの隣接 位置に 設け ら れる こ と が要請 さ れる が 、 他方、 こ の よ う に イ ニ シ ャ ルホ ー ル加工装置を ワ イ ヤ ガ イ ドの 隣接位置 に 配置す る と 、 電極 ワ イ ヤ に よ る テ ー パ加 工等 に 当 っ て ワ イ ヤ ガイ ド を通常位置か ら 変位さ せ る場合 に ィ ニシ ャ ルホ ール加 工装置 と 干渉を起 こ す場合が 予想 さ れる 。 そ こ-で 、 こ れ ら の干渉を 防止 し 、 かつ ワ イ ヤ ガイ ド に 接近 配置 し た ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工機の イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 ェ装置が本出願人 に よ っ て提案さ れて い る ( 日 本国特開 昭 6 0.— 2 1 3 4 2 1 号 ) 。
[0006] し..か し なが ら 、 こ の種の先行技術装置の構成 , 操作上 の簡便性 , 耐久性等を向 上させ る こ と が要請さ れて い る 発 明 の 開 示
[0007] 本発明 の 目 的 は 、 ワ イ ヤガ イ ド に 近接配置さ れかつ 周 辺機構 と の干渉を起こ す こ と が な く 、 し かも装置構成 , 操作が簡便で 、 加 工液を使用 す る と い う 環境下で の耐久 性に優れ、 ま た 、 省エネルギ化を 図 れる ワ イ ヤ カ ツ 卜 放 電加 工機のイ ニシ ャ ルホ ー ル加 工装置を提供す る こ と を 目 的 と す る 。 上記目 的を達成する た め 、 本発明 の ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電 加 工機の イ ニ シ ャ ルホ ール加 工装置 は 、 ワ イ ヤ カ ツ 卜 放 電加工機の ワ イ ヤガイ ド に接近配置さ れる と共 に 中空棒 状電極を用 い て 電極ワ イ ヤ 挿通用 の イ ニ シ ャ ルホ ー ルを ワ ー ク に形成す る イ ニ シ ャ ルホ ール加 工装置に おい て 、 前記 ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工機の縦送 り 機構部の縦方向 可 動部 に一体移動 自 在 に 取付け ら れた フ レ ー ム部 と 、 前記 ワ ー ク に対 し 接近離反可 能な よ う に 前記 フ レ ー ム 部 に 摺 動可能 に取付け ら れる と 共 に ワ ー ク 側端部 に 前記中空棒 状電極が装着 さ れる イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部 と 、 前 記イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部 と前記 フ レ ー ム部間 に 張 設 さ れ'、 該 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部を該本体部の退 避位置側 に 付勢する ばね 手段 と 前記 イ ニ シ ャルホ ー ル -加 工本体部を 前記ばね手段の ばね力 に 抗 し て 該本体部の イ ニ シ ャ ルホ ール加 工 位置 に 偏奇 さ せ る た め の エ ア シ リ ン ダ手段 と を備え る 。
[0008] こ の よ う に 、 本発明 は 、 イ ニ シ ャ ル ホ ー ル加 工装置を ワ イ ヤ ガ イ ド に 接近配置 し かつ そ の イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 ェ本体„部を放電加 工 中 は退避 さ せ る よ う に し た ので 、 ィ 二 シ ャ ルホ ー ル加 工後直ち に 放電加 工 を 開始で き 、 電極 ワ イ ヤ に よ る無用 な切断を低減で き 、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル 加 工装置 と ワ イ ヤガ イ ド及び ワ ー ク を含む周辺機構 と の 干渉を 防止で き る 。 ま た 、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部 の加 工位置 と退避位置間で の移動 を行 う 駆動 源 と し て ェ ァ シ リ ン ダ手段を用 い た ので 、 水等の加工液を使用 する 運転環境に お いて 、 水 に弱 い電気部品例 えばモー タ を用 い た従来装置 に比べ て 耐久性 に優れ 、 故障が少な く 、 ま た 、 該本体部の移動制御も エ ア シ リ ンダに 供袷さ れる圧 縮エ アの断続制御で ある か ら 簡単で あ る 。 ま た 、 放電加 ェ と比較 し て所要実行時間 が短いイ ニシ ャ ルホ ール加 工 時 に の みエ ア シ リ ン ダ手段を作動 さ せる よ う に し た ので 、 省エネルギ化を 図れ、 経済的で ある 。
[0009] 図 面の簡単な説明
[0010] F I G . 1 は 、 本発明 に よ る イ ニシ ャ ルホ ール加 工装 置の一実施例 を具備 し た ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工機の要部 を示す略示機構図 、 F I G . 2 は 、 F I G . 1 の H — 断面略示図で あ る 。
[0011] 発明 を実施す る た め の最良の形態
[0012] F Ί G . 1 及び F I G . 2 は 、 本発明 に よ る ィ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工装置の一実施例 を具備 し た ワ イ ヤカ ツ 卜 放 電加 工機の縦送 り 機構部を示 す 。
[0013] F I G S . 1 , 2 に お いて 、 ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工機 の機体 1 0に は直線ガ イ ド 1 2 が設け ら れ 、 こ の 直線ガ イ ド 1 2 に 沿 っ て縦ス ラ イ ダ 1 4 が上 , 下に 摺動可能 に 支持さ れ て い る 。 こ の縦ス ラ イ ダ Ί 4 は 、 継手 1 8 を介 し てサ一 ポ モ ー タ 1 6に結合さ れた 縱送 り ね じ 2 0と 嫘 合 し 、 かつ 上 , 下方向 ( 軸 ) に サー ポ送 り さ れる よ う に さ れ、 こ れ ら 要素 1 2 , 1 6 , 8 , 2 0 と 協働 し て 縦送 り 機構を構成 し て い る 。 ま た 、 上記サ ー ポ モ ー タ 1 6は 、 ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工機のプ ロ グラ ム制御用 の N C装置 2 2 に結線, 接続さ れて い る 。 そ し て 、 縦ス ラ イ ダ 1 4 の下部 に 設け ら れ た サ.ポ ー 卜 軸 2 4 の下端部 に は 横移動機構 2 6 と一体に 上ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 が取付け ら れ、 こ の上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 と 図示さ れて い な い下 ワ イ ャ ガイ ド と の 間を走行自 在 に配さ れた 電極.ワ イ ヤ 3 〇 に よ っ て ワ ー ク Wに ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工 が施さ れる よ う に な っ て い る 。
[0014] 上述の横移動機構 2 6 は 、 Z軸 と 垂直な平面内 に お け る 互い に 直交 す る 二軸方向 に 上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 を横移
[0015] I 動さ せ るた め の作動機構で 、 公知 の よ う に 、 内蔵 し た モ ー タ 3 2 , 3 4 に よ っ て 上記直交二 軸方向 に駆動 さ れる よ う に さ れ 、 上記 モ ー タ 3 2 , 3 4 は N C装置 2 2 に 結 線 . 接続 さ れ て い る 。 F I G . Ί に お い て 上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 は通常の ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工 を遂行 す る位置 に
[0016] ) 配 さ れ.、 こ の 場合 、 通常の位置 に あ る 上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 と 図示さ れて いな い下 ワ イ ヤ ガ イ ド と の 間で電極 ワ イ ャ が鉛直方向 に 緊張 . 走行 す る よ う に な っ て い る 。 一方 、 上述の横移動機構 2 6 に よ っ て 上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 を F I G . 1 の位置か ら 横方向 ( 例 え ば矢印 T方向 ) に 移動
[0017] 0 変位さ せ た場合 、 電極 ワ イ ヤ 3 0 が Z軸 に 対 し て傾斜 し て 走行 し 、 ワ ー ク Wに 例 え ばテ ーパ加 工 を施せ る よ う に な っ て い る 。 さ ら に 、 上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 は 、 縦ス ラ イ ダ 1 4 の 上 , 下方向 へ の摺 動 に よ っ て そ の Z軸方向位置 が調整自 在 に さ れ 、 両 ワ イ ヤ ガ イ ド間 の距離を ワ ー ク W.
[0018] 5 の 髙 さ 寸法 に 応 じ て 適正 に 調 整 す る こ と が で き る よ う に な っ て いる 。 そ し て 、 こ の上, 下方向移動 自在の縱スラ イ ダ 1 4 を具備 し た縱送 り 機構が 、 後述す る イ ニ シ ャ ル ホ 一ル加 工装置の電極送 り に利用 さ れる 。
[0019] さ て 、 本実施例 に よ る イ ニ シ ャ ルホ ール加 工装置 4 0 は 、 上述の縦送 り 機構 に お け る縦方向可動部 と し て のサ ポ ー 卜 軸 2 4 の 中 間部 に 取付け ら れ た腕 4 4 を有 す る フ レ ー ム部 4 2 を具備 し 、 こ の フ レ ー ム部 4 2 は ワ イ ヤ 力 ッ 卜 放電加 工機の 上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 に 可及的 に 接近 し た位置 に配さ れ 、 該フ レ ー ム部 4 2 の 中央部 に は上下方 向 に 延在 す る摺 動体収容孔 4 6 が形成さ れ、 該 フ レ ー ム 部 4 2 の腕 4 4 が設 け ら れた 背面部 と は反対側 の前面部 . に は 、 F I G . 2 に 明示の如 く 、 収容孔 4 6 に 開 口 す る —対の移動案内溝 4 6 a が上 , 下方向 に延在 し て 形成さ れて い る 。 そ し て 、 こ の摺動案内 溝 4 6 a に は ィ-ニシ ャ ルホ ー ル加 工本体部 5 0 と 一体に 設け ら れた摺動体 5 2 の両緣部 に形成 し た 摺動突起 5 2 a が上 , 下方向 に 摺 動 可 能 に 嵌合さ れ、 さ ら に 、 該摺動体 5 2 上面 に は フ レ ー ム 部 4 2 の 上部 に 固着 さ れかつ 図示 し な い弁を介 し て 圧 縮エ ア を供給さ れる よ う に さ れた エ ア シ リ ン ダ 4 8 の ピ ス 卜 ン ロ ッ ド 4 9 の 先端が 固着さ れて い る 。 す なわ ち 、 イ ニシ ャ ルホ一ル加ェ本体部 5 0 が ピ ス ト ン ロ ッ ド 4 9 の進退作動 に よ り フ レ ー ム部 4 2 に対 し て 上 , 下方向 に 柜対移動可能 にな っ て い る 。 さ ら に 、 フ レ ー ム部 4 2 の 上部両側 に 固設 し た ブ ラ ケ ッ 卜 4 2 a , 4 2 b と ィ ニ シ ャ ルホ ール加工本体部 5 0 の下端 と の 間 に 引 張 り ばね 5 6 a , 5 6 b がそ れぞれ張設さ れ 、 エ ア シ リ ンダ 4 8 が 作動 し て い な い と き は該ばね 5 6 a , 5 6 b に よ っ て ィ 二シ ャルホ ール加 工本体部 5 0を上方位置 ( 退避位置 ) に 引 上げる よ う に し て いる 。 ま た 、 イ ニ シ ャ ルホ ール加 ェ本体部 5 0 は 、 そ の下端 に 、 中空棒状電極 5 8 を装着 す る た め の 回 転 チ ャ ッ ク 6 0 と 、 該中空棒状電極 5 8 の 直進案内 と 加 工液供給 と を行 う た め の ガ イ ド ホルダ 6 2 と を有 し 、 さ ら に 内 部 に は例 え ば既述の 曰 本国特開 昭 6 0 — 1 7 2 4 2 3号 に 開示さ れて い る棒状電極回転機 構, 放電電力供給装匱 , 加 工液供給装置等が 内蔵さ れ て い る 。 す なわ ち 、 詳細な 図示を省略す る が 、 棒状電極回 転機構に お い て 、 回 転チ ャ ッ ク 6 0の 中空回転軸 6 0 a が軸受を介 し て 加 工本体部 5 0 に よ り 回転可能 に保持さ れる と 共 に ピ ニ オ ン — 歯車機構を介 し て 本体部 5 0'に 内 蔵の モ ー タ に よ り 回転駆動 さ れる よ う に さ れ 、 こ の 回転 チ ャ ッ ク 6 0の 回転 に伴 っ て棒状電極 .5 8 が 回 転駆動 さ れる よ う に な っ て い る 。 電力供給装置 は加 工本体部 5 0 内 に 設け ら れ た コ ン ミ ュ テ ー タ 装置を備え 、 棒状電極 5 8 は該 コ ン ミ ュ テ ー タ 装置及び導電 ワ イ ヤ 8 0を介 し て 放電加 工電源 に 接続さ れて い る 。 ま た 、 加 工液供給装置 は 、 回転チ ャ ッ ク 6 0の 中空 回転軸 6 0 a 内 を貫通 し て 延びる 中空棒状電極 5 8 の 内部 に 軸心 に 沿 っ て 形成 さ れ た加工液通路 と 、 加 工液供給源 と に連通 し 、 かつ 、 加 工 本体部 5 0内 に 配さ れた 回転チ ャ ッ ク を備え 、 加 工液供 給源か ら の加 工液が 、 こ の 回転チ ャ ッ ク を介 し て 電極 5 8 の内部通路内を下方に流れ、 こ の 間 に 電極の放電加工 作用 部を冷 £Ρ し 、 その後 、 該電極 5 8 の下端か ら 流出 し て ワ ー ク Wを冷却する よ う に な っ て いる 。
[0020] ま た 、 フ レ ー ム部 4 2の一側面 に は上 , 下方向 に 互い に離隔 し て 2つ の リ ミ 卜 ス ィ ッ チ 7 0, 7 2が固定配 置さ れ 、 ま た 、 イ ニ シ ャ ルホ ール加工本体部 5 0の後面 に は 、 こ れ ら 2つ の リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ 7 0 , 7 2 と係合 , 解離自在 に ド グ 7 4が 固設され 、 係脱時 に オ ン , オ フ の 電気信号を こ れ ら リ ミ ッ ト ス ィ ッ チ 7 0 , 7 2か ら 発生 さ せ る よ う に し て い る 。 そ し て 、 イ ニ シ ャ ルホ ール加 工 本体部 5 0が退避 し た位置 に あ る と き に ドグ 7 4が上方 の り ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ 7 0 と係合 し 、 ま た 、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部 5 0.が イ ニ シ ャ ルホ ールの加 工位置 に あ る と き に は ドグ 7 4が下方の リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ 7 2 に係 合す る よ う に な つ て いる 。 そ し て 、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 ェ本体部 5 0を上記の退避位置 に退避さ せた 場合 に は 、 上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8が F I G . 1 の矢印 " Τ " 方向 に横 移動 し た と し て も 、 回転チ ャ ッ ク 6 0 , ガ イ ド ホルダ 6 2等は該上 ワ イ ヤ ガイ ド 2 8 に 当接, 干渉 し な い よ う な 高さ 方向位置 に ま で加 工本体部 5 0 と 共 に 引 上げ ら れる よ う に さ れて いる 。
[0021] 次 に 、 以上 の よ う に構成さ れた イ ニ シ ャ ルホ ール加工 装置の作用 を説明 す る 。
[0022] イ ニ シ ャ ルホ ール加 工を行わ な い場合 は 、 N C装置 2 2か ら の指令 に よ り 弁 ( 図示略 ) が オ フ位置に ©換え ら . れて エ ア シ リ ンダ 4 8 へ の圧縮エ ア の供給が遮断さ れ、 そ の た め 、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部 5 0及び回転チ ャ ッ ク 6 0等 は 、 ばね 5 6 a . 5 6 b に よ っ て F I G . 1 中上方に 引 上げ ら れ、 加 工本体部 5 0 と 一体の ド グ 7 4 が上方の リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ 7 0 と 係合する髙さ 方向位 置に 停止 し 、 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 の 動作や ワ ー ク Wの動 き に対 し 、 干渉 し な い位置 に保持 さ れる 。
[0023] 一方、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工 を行 う 場合、 N Cプ ロ グ ラム に 従い イ ニ シ ャ ルホ ー ル加工指令が 出 さ れる と 、 ま ず 、 ワ ー ク Wが載置さ れた テ ー ブル ( 図示格 ) が指令位 置 ま で移動 さ れ 、 こ れ に よ り 中空棒状電極 5 &が ィ ニ シ ャ ルホ ール加 工位置に位置づけ ら れる 。 次 に 、 弁が オ ン 位置に 切換え ら れて 圧縮エ ア が エ ア シ リ ン ダ 4 8 に供給 さ れ 、 こ の結果 、 該シ リ ン ダの ピ ス ト ン ロ ッ ド 4 9 が F I G . 1 中下方 に進出 し 、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加工本体部 5 0 を 上記 ィ ニ シ ルホ ー ル加 工位置 に ま で 、 す なわ ち 、 ド グ 7 4 が下方の リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ 7 2 と係合 す る 髙 さ 方向位置 ま で下動 さ せ 、 こ れ に 伴い ガ イ ド ホルダ 6 2 を ワ ー ク Wの 上面間近 ま で 降下さ せ る 。 次 に 、 中空棒状電 極 5 8 を 回 転 さ せ る と 共 に'、 放電電力 と 加 工 液 と の供給 を 開始 し て イ ニ シ ャ ルホ ー ルの加 工 を可能 と する 。 次い で 、 ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工 機の縱ス ラ イ ダ 1 4 を下動 さ せ て フ レ ー ム部 4 2 , イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部 5 0 を該ス ラ イ ダ と 一体 に ワ ー ク Wに 向 け て 下動 さ せ て 中空 棒状電極 5 8 を縱送 り し 、 上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 に案内 さ れた電極ワ イ ヤ 3 0 の走行位置に接近 し た 位置 に ィ ニシ ャ ルホ ールを穿設す る 。
[0024] と こ ろで 、 F I G . Ί に 示さ れる て い る よ う に 、 ィ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部 5 0 が ィ ニ シ ャ ルホ一ル加 工位 置 に達 し て リ ミ ッ ト ス ィ ッ チ 7 2 か ら の オ ン信号が N C 装置 2 2 に入力 さ れる と 、 イ ニ シ ャ ルホ ールの加 工命令 が有効 に さ れ、 N C装置 2 2 はイ ニ シ ャ ルホ ール加 工本 体部 5 0 を イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工状態に す べ く 、 電極回 転, 加 工液の供給 , 放電電力 の供給等を開始さ せ る 。 こ の と き 、 ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工機の電極 ワ イ ヤ 3 0 に よ る ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工作用 は すで に 停止さ れ、 故 に電 極 ワ イ ヤ 3 0 の走行も停止 し て い る 。
[0025] 次に 、 イ ニ シ ャ ル ホ ールの加工 が 完了 す る と 、 圧縮ェ ァ 断続用 の 弁が再度 オ フ 位置 に 切換わ り 、 エ ア シ リ ンダ 4 8 への圧縮エ ア の供給が遮断さ れ、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル 加 工本体部 5 0 が ばね 5 6 a , 5 6 に よ り 引 上げ ら れ る 。 そ し て 、 リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ 7 0 が オ フ 信号を発生 す る と 、 N C装置 2 2 は イ ニ シ ャ ルホ ール加 工本体部 5 0 に イ ニシ ャ ルホ ー ルの加 工 を行わせる た め の加 工命令を 無効 に する 。 従 っ て 、 電極回転 は停止 し 、 加 工液の供給 及び放電電力 の供給も停止す る 。
[0026] さ ら に 、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部 5 0 が退避位置 に達 し て上方の リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ 7 0 が オ ン電気信号を 発生 す る と 、 N C 装置 2 2 は こ れ に 応 じ て ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加工機の上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 の横移動 、 つ ま り F I — —
[0027] G . 1 に示 し た よ う な通常位置か ら 横方向 へ の変位を可 能に す る指令を横移動機構 2 6 に送出 す る 。 こ の と き 、 ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加工 は 、 例え ば加 工 開始釦 ( 図示略 ) の押動 に よ っ て作用 を 開始 し 得る状態 に あ り 、 上述の よ う に加 工形成 し た イ ニ シ ャ ルホ ー ル に 電極 ワ イ ヤ 3 0 を '挿通 さ せ て か ら ワ ー ク W に 対 す る ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工 作用 が 開始さ れる 。 ま た 、 こ の と き 、 イ ニ シ ャ ルホ ール 加 工本体部 5 0 の作動 は す べ て停止状態 と な り 、 リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ 7 0 が オ ン電気信号を発生 し て い る 間 、 こ の 停止状態が継続 す る こ と は い う ま で も な い 。
[0028] —方、 再びイ ニ シ ャ ルホ ール加 工本体部 5 0 を引 下ろ し て イ ニ シ ャ ルホ ールの加 工 を行 う 際 に は 、 上方の リ ミ ッ ,卜 スィ ッ チ 7 0 と ド グ 7 4 の係合が解離 し た 瞬間 、 つ ま り リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ 7 0 か ら の信号が オ ン か ら オ フ へ 変わ る 瞬間 に 上 ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 の 横移動機構 2 6 に移 動禁止指令 が送出 さ れる 。 従 っ て 、 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 ェ本体部 5 〇 が 引 下ろ さ れて イ ニ シ ャ ル ホ ー ル加 工位置 ( リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ 7 2 を オ ン に す る位置 ) に 達 し た 時 点で は上ワ イ ヤ ガ イ ド 2 8 が横変位 し て 干渉を起 こ す危 惧が 回避さ れる の で あ る 。
[0029] 上記実施例で は 、 上述 し た よ う に 、 リ ミ ッ ト ス ィ ッ チ 7 0 , 7 2 , ドグ 7 4 を設け て イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本 体部 5 0 の退避位置 , 加工位置を検出 し 、 上述 し た よ う な制御 が行え る よ う に し た が 、 必ず し も こ れ ら リ ミ ッ ト ス ィ ッ チ 7 0 , 7 2 , ドグ 7 4 を設け る 必要 はない 。 す なわち 、 ェ ァ シ リ ンダ 4 8 に圧縮エ ア を供給 し て いる と ぎ は ィ ニ シ ャルホ一ル加 ェ本体部 5 0 が加 工位置に あ り 圧縮エ ア が供給さ れて いない と き は ばね ち 6 a , 5 6 b に よ り ィ ニ シ ャルホ一ル加 ェ本体部 5 0 は退避位置に あ る こ と か ら 、 エ ア シ リ ンダ 4 8 ぺ の作動指令 , 復帰指令 を N C 装置 2 2 が 出 し た後 、 ま た は.圧縮エ ア を供給, 遮 断する た め の弁の切換位置を検出 し た後 、 所定時間後に 上記 リ ミ ッ 卜 ス イ ツ チ 7 0 , 7 2 か ら の信号が入力 さ れ た と き と 同 じ 動作を行わせる よ o に し て ち ょ い 。 ま た 、 さ ら-に 、 リ ミ-ッ 卜 ス イ ッ チ 7 0 , 7 2 と ド グ 7 4 と か ら なる検出手段の代 り に光電式ス ィ ツ チや周知の リ ー ド ス イ ッ チ等を用 い た 構成 に す る こ と あ 可能で あ
权利要求:
Claims

請 求 の 範 囲
. ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加工機の ワ イ ヤ ガ イ ド に 接近配置 さ れる と共に 中空棒状電極を用 い て 電棰 ワ イ ヤ揷通用 の イ ニ シ ャ ルホ ールを ワ ー ク に 形成す る イ ニ シ ャ ルホ ール加工装置に おいて 、 前記ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加工機 の縱送 り 機構部の縱方向可動部 に 一体移動 自 在 に 取付 け ら れた フ レ ー ム部 と 、 前記 ワ ー ク に 対 し 接近維反可 能な よ う に 前記 フ レ ー ム部 に 摺動可能 に 取付け ら れる と共に ワ ー ク 側端部に 前記中空棒状電極が装着 さ れる イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部 と 、 前記イ ニ シ ャ ルホ ー ル加工本体部 と前記フ レ ー ム部間 に張設さ れ 、 該ィ ニ シ ルホ ー ル加 工本体部を該本体部の退避位置側 に 付 勢する ばね手段 と'、 前記イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部 を前記ばね手段の ばね力 に抗 し て 該本体部の ィ ニ シ ャ ル ホ ール加工位置 に偏奇さ せ る た め のエ ア シ リ ンダ手 段 と を有 す る こ と を特徴 と す る ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工 機の イ ニ シ ャ ルホ ール加 工装置 。
. 前記イ ニ シ ャ ルホ ール加 工本体部の退避位置及び ィ 二シ ャ ルホ ール加 工位置を検出 す る検出手段を有する 請求の範囲第 1 項記載の ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加 工機の ィ 二 シ ャ ルホ ール加工装置 。
. 前記エ ア シ リ ン ダ手段へ の圧縮エ ア の供給 は 、 前記 イ ニ シ ャ ルホ ー ル加 工本体部を前記イ ニシ ャ ルホ ール 加 工位置に 保持す る間の み行わ れる請求の範囲第 1 項 ま た は第 2 項記載の ワ イ ヤ カ ツ 卜 放電加工機の ィ ニ シ S2
02
01
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同族专利:
公开号 | 公开日
JPS6219328A|1987-01-28|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1987-01-29| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US |
1987-01-29| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CH DE FR GB |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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